タミヤ 1/12 No.115 ヤマハ YZR-M1 50th アニバーサリー

今回の出品は、タミヤ 1/12 No.115 ヤマハ YZR-M1 50th アニバーサリー バレンシア エディション No.46です。2009年12月の発売ですから、今から14年前の製品です。実はこちらの製品の前に、No.105 ヤマハ YZR-M1 50th アニバーサリー バレンシア エディションとして同形態のキットが2006年9月に発売されています。当時のタミヤさんは従来の「両ライダーが作れます」から特定のライダー限定での発売が多かったですね。No.106 レプソル・ホンダ RC211V 06がＤ．ペドロサ専用マシンのキット化であったのと同じです。一番の理由は「ライダー別に発売して二度美味しい」とかではなく、MotoGPバイクは勝つ為にはライダーの体型にあわせたスペシャルマシンとなっていましたので、キット化にあたってもこのような製品となったものと思います。私はＶ．ロッシファンでしたので、このキットが出るのを信じて3年以上待って購入したものです。
2004年、ホンダから移籍したＶ．ロッシを擁してMotoGPクラス王者に返り咲いたヤマハ。翌2005年、YZR-M1はフルモデルチェンジと言えるほどの改良が施されました。カウルタンクの形状変更をはじめ、エンジンはよりコンパクト・高出力化。フレームは剛性バランスが最適化されるなど全面新設計。一層のパフォーマンスアップを実現し、創立50周年の節目の年にＶ．ロッシ選手が移籍後二年連続のチャンピオンを獲得。チーム、コンストラクターズのタイトルも勝ち取る完全勝利を成し遂げました。キット化された最終戦バレンシアGPにはヤマハファクトリーカラーと呼ばれるホワイト＆レッドのブロックパターンに身を包んだ限定仕様で参戦、往年のファンの注目を集めました。
キットは全長172mm、全幅56mm、コンパクトな990cc並列4気筒エンジン、剛性バランスを最適化したツインチューブ・デルタボックスフレーム、クランクケースに装着されたリヤショックなど、05年型の特徴をとらえて再現されています。ホワイト＆レッドのブロックパターンはカルトグラフ製デカールが奢られています。もちろん、Ｖ．ロッシ専用デカールです。キットは購入以来、冷暗所で大切に保管してきましたので、デカール含め良コンディションです。専用のフロントフォーク・セットもお付けしています。

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